パラリンピアンを一日高速隊長に 愛知県警が交通安全キャンペーン
愛知県警高速道路交通警察隊は年末の交通安全県民運動期間中、伊勢湾岸自動車道「刈谷ハイウェイオアシス」で、パリパラリンピック・陸上競技男子200m入賞の井谷俊介選手に一日高速隊長を委嘱し、交通安全キャンペーンを開催した(写真)。
キャンペーンでは、井谷選手が「高速隊長」として、高速道路を維持管理する企業の社員7人をメンバーとする交通安全啓発チーム「ハイウェイ・セーフティ・サポーター」の委嘱を行うとともに、高速道路に設置する交通安全標語懸垂幕を道路管理者に贈呈。交通安全トークでは、交通事故により右膝から下を失った経験を語り、高速道路利用者に安全運転の徹底を求めた。
その後、井谷選手は高速道路交通安全協議会会員らとともに啓発活動を実施。同所を訪れた利用者に、今年の干支である巳年をモチーフにしたキッチンスポンジ等の啓発グッズを配りながら「交通安全で『身(己)』を守ろう」と声をかけた。