宮城県警が詐欺被害防止対策を強化 AIカメラ等をATMに設置

宮城県警が詐欺被害防止対策を強化 AIカメラ等をATMに設置携帯電話で指示を受けながらATMを操作し、現金を振り込む詐欺被害が後を絶たないことから、宮城県警特殊詐欺対策プロジェクトチームは人工知能(AI)カメラ等を活用した対策に取り組んでいる。

県内金融機関のATM周辺に設置し(写真)、ATM前で通話している利用者を認めた場合に動画や音声などで注意を促す。9月2日から七十七銀行、仙台銀行、杜の都信用金庫で始めた。

対策では、AIカメラでATM前での携帯電話の通話(利用者の身体と携帯電話の位置関係から推測)を異常行動として検知し、連動してサイネージディスプレイに、通話の中止や金融機関コールセンターへの連絡を促す動画を流す。