広島県警本部庁舎で「親子ふれあいデー」 家族が警察の仕事に理解深める
広島県警は職員家族を職場に招く「親子ふれあいデー」を本部庁舎で開催した。「広島県警察ワークライフバランス等の推進のための行動計画」で掲げられている「子供と触れ合う機会の充実」を図る取組の一環。本部勤務の職員の子供54人を含む合計96人が参加した。
この日は、子供たちに警察の仕事を知ってもらおうと、制服の試着体験や鑑識業務体験、パトカー・白バイの乗車体験のほか、警察音楽隊の生演奏の披露や通信指令室の見学も行うなど、多岐にわたる催しで参加者を出迎えた。
子供たちはそれぞれの親の職場も訪問(写真)。上司と名刺交換をしたり仕事の内容について説明を聞いたりしたことで「お父さんの椅子に座ったことが良かった。職場の人がみんな優しくてうれしかった」と話すなど、仕事に対する理解を深めた様子だった。一方、訪問を受けた職員にとっても、職場全体で仕事と育児の両立やワークライフバランスの重要性を再確認する絶好の機会となった。