石川県警が星稜高校全生徒に詐欺被害防止講習

SNSを悪用した詐欺が県内で急増していることから、石川県警本部人身安全・少年保護対策課は2学期の始業式が行われた星稜高校で、全校生徒約1,500人に対する被害防止講習を行った。

会議室と1～3年生の各教室をオンラインでつなぎ、少年サポートセンター補佐（少年警察補導員）がSNS型の投資・ロマンス詐欺の情勢や詐欺手口を紹介。生徒自身の被害防止はもとより、被害者の多くを占める40～60代の親世代に生徒から注意してもらうよう依頼した。さらに、ネット上で犯罪の実行役を募る「闇バイト」にも「決して手を出さないように」と呼びかけた（写真）。