京都府警は舞鶴赤れんがパークでサイバーセキュリティフェス開催
京都府警本部サイバー対策本部は、舞鶴市の観光施設「舞鶴赤れんがパーク」で「サイバーセキュリティフェスin舞鶴」を開催した。府警に寄せられるネットトラブルに関する相談が増加傾向にあることから、府民のサイバーセキュリティに関する意識を高めるねらいだ。
イベントには、親子連れや高齢者、修学旅行生など約350人が来場。府警から「ネット安心アドバイザー」に指定されているIT関連企業の会社員らが体験型講座の指導にあたり、参加者はタブレットを用いて偽サイト等でだまされる過程を学んだ。京都デザイン&テクノロジー専門学校の学生が制作したサポート詐欺の手口などを紹介する啓発動画も放映され、警察官や府警シンボルマスコット「ポリスまろん・みやこ」らがサイバー犯罪に注意を呼びかけるチラシなどを配った。
また、VRメタバース(仮想空間)を活用した不登校学生向けの居場所支援などに取り組む(一社)プレプラによるVRゴーグルを使用したメタバース体験(写真)、OSのアップデートや定期的なパスワード変更の重要性を訴えるセキュリティクイズスタンプラリー(独立行政法人情報処理推進機構(IPA)作成)も人気を集めていた。