宮崎県警がSNSの危険性を訴える紙芝居を製作 高校生のイラストで低学年児童にも分かりやすく
小学校低学年の児童もスマートフォンを所持していることから、宮崎県警はSNSの危険性やネットトラブルなどを分かりやすく伝えようと、サイバーセキュリティを題材とした紙芝居(写真)を製作した。
架空請求やSNSによるいじめ・トラブルに関する全10枚。おととしにサイバー犯罪対策課のマスコットキャラクター「さいばみやくん」のデザインを手がけた県立佐土原高校産業デザイン科の3年・岡元恋さんと川﨑優桜さんがシナリオをイメージしてイラストを描いた。
紙芝居製作に対する感謝状贈呈式で2人が紙芝居を披露。川﨑さんは「かわいい絵柄に緊張感も加えながらサイバー犯罪の危険性が伝わるように工夫して制作した」、岡元さんは「小さな子供でもスマートフォンが身近にある時代なので、被害の未然防止に貢献できればいい」と話した。県警は今後、各署に紙芝居とデータを提供し、幅広い活用を図っていく。