自転車ヘルメットの着用率向上へ 静岡県細江署が管内高校生らと議論
静岡県細江署は、浜松市北区役所や浜松自転車協会と協同し、交通教育センターレインボー浜名湖で「浜松市北区自転車ヘルメット着用推進インフルエンサーサミット」を開催した。高校生の自転車ヘルメットの着用率向上に向け、意見を交換した。
同署と区役所は昨年6~9月、自転車乗車時にヘルメットをかぶり、周囲の手本となる「浜松市北区自転車ヘルメット着用推進インフルエンサー」に管内4高校の生徒8人を指定し、広報啓発活動を展開している。サミットには、インフルエンサーの生徒7人をはじめ、山本氏仁署長、同署交通課長、浜松自転車協会会長、浜松市北区まちづくり推進課長の計11人が参加し、高校生の自転車ヘルメットの着用をどのように促していくべきかなどをテーマに議論した(写真)。
生徒から「制服に似合うデザインのヘルメットがあれば」「努力義務ではなく、法律や校則で義務化すれば着用するのではないか」などの提案が、浜松自転車協会会長から「高校生自身でヘルメットのデザインを考案し、それを開発するよう働き掛ける」などの意見が出された。