執務時間中のサングラスを着用しやすい環境に 千葉県警が着用検討の際の考え示す
千葉県警は1月17日、警察職員の紫外線による健康被害や、直射日光、太陽光の乱反射等による事故を防ごうと、執務時間中のサングラスの着用を検討する際の考え方を示した。
これまでも個人の判断で着用は可能だったが、近年の紫外線による健康被害への関心の高まりや、他県での実施状況を踏まえ、着用しやすい環境を整えることとした。県警では「市民応接の際には相手に威圧感や不審感を与えることがないよう配慮する」としており、広く県民に理解を求めていく。
県警によると、これまでは警察職員が執務時間中にサングラスを着用することに言及した規程等がなかった。今後は全警察職員を対象に、警察用車両や警察用船舶、警察用航空機などの運転・操縦、同乗時、その他の街頭活動時での着用を可能とし(写真)、水上や屋内外といった勤務環境、気象条件、事故発生の危険性を総合的に判断し、着用の是非を決めるという。