群馬県高崎北署で少年柔道剣道教室開所式と初稽古を開催

群馬県高崎北署で少年柔道剣道教室開所式と初稽古を開催群馬県高崎北署は1月13日、少年の非行防止と健全育成を目的として、少年柔道剣道教室開所式と初稽古を開催した(写真)。

同署はおととしの4月1日、県下16番目の署として開署。県内警察署の新設は、昭和55年10月に前橋署から前橋東署が分割新設されて以来、実に41年ぶり。スタートがコロナ禍だったことから、当初は少年柔剣道教室の実施も見合わせていたが、管内に住む小・中学生や保護者などから問合せがあり、昨年10月から練習会を試験的に開始している。

開所式に参加した児童18人(柔道12人、剣道6人)は、吉田武署長から「試合の勝ち負けよりも、礼儀や礼節といった作法を守り、相手を思いやる気持ちを何よりも大事にして稽古を頑張ってほしい」と激励を受けた。その後、保護者らが見守るなか、1時間ほどの初稽古で汗を流し、心身の錬成に努めた。