岩手県警が県立大看護学部と性被害防止相談室を共同運営 被害少年等の相談受ける 

岩手県警本部人身安全少年課少年サポートセンターは県立大学看護学部と連携し、性被害防止相談室「トークルームanone~あのね~」を共同で運営している。福祉犯被害少年などの相談を受け付けるほか、助産師が講師を務め、少年と保護者に性教育を行い、少年が健康的で主体的な性行動を選択することをサポートする。

相談室の名称には「大切な『あなた』の性の悩みについて、恥ずかしがらずに『あのね』と話してほしい」との意味が込められている。

昨年11月の開室以降、現在までに少年2人から相談を受け、「つらい月経への対処法」「性感染症防止」「避妊の話」「喫煙の悪影響」などの疑問に回答。少年からは「家族以外とこのような話をしたことがなかったので、とても良い機会となった」との感想が寄せられ、再来室を希望した。