110番通報の適切な利用へ 神奈川県加賀町署が啓発キャンペーン行う
「110番の日」の1月10日、神奈川県加賀町署は110番通報の適切な利用を訴える地域安全キャンペーンを横浜市中区の横浜公園で開催した。事件・事故発生時には迅速な110番通報を行い、緊急を要さない相談等には「#9110」を利用するよう呼び掛けた(写真)。
昨年1年間に県警が受理した110番通報件数は、約106万件。前年より約10万件増え、約29.5秒に1件の割合で通報があった計算だ。約106 万件のうち、要望・相談の各種問い合わせ等が約15万件、いたずらや間違い、応答なしが約20万件。なかには「冷蔵庫が壊れた」「タクシーが止まってくれない」「水道の水が止まらない」「スマートフォンの使い方が分からない」「ゴキブリが出た」などの内容もあったという。
キャンペーンでは、横浜市出身のモデル・はなさんが初めての一日警察署長に就任。署員と通信指令課員による模擬110番通報訓練が披露され、はなさんも特殊詐欺事件の通報者役として参加し、正しい通報の仕方を紹介した。