警視庁きずな隊を能登半島地震の被災地に派遣 生活安全相談等の対応に従事
警視庁は1月11日、能登半島地震に伴い、特別生活安全部隊「警視庁きずな隊」を被災地に派遣した。輪島地区の避難所で、被災者を訪問し相談等を通じて、不安の軽減を図ることが目的。生活安全部の岸知穂警部以下15人(男性5人、女性10人)が第1陣として、20日まで活動する。同日、本部庁舎で佐野裕子生活安全部長をはじめ同部幹部が出席して出発式が行われた(写真)。
「警視庁きずな隊」の派遣は5回目。現地到着後は派遣先署と連携して
- 被災者からの生活安全相談等の対応
- 避難所内の各種トラブルの防止
- 被災者への防犯アドバイスの実施
を行う。派遣にあたり、同庁職員から、折り紙や約500冊の絵本が寄贈された。
式では、佐野生安部長が「石川県警の指揮の下、他県の派遣部隊ともコミュニケーションをとって、手を携え、積極果敢に職務を全うしてほしい」としたうえで、「職務を全うして、無事に帰ってきてください。心から応援しています」と述べた。