宮城県登米署正門前に恒例のジャンボ門松がお目見え 管内の交通安全に願い込める
宮城県登米署と登米地区安全運転管理者会は12月22日、同署正門前に「ジャンボ門松」を設置し(写真)、新年を迎える準備を整えた。平成10年から続く恒例行事。署員と会員の約20人が製作作業にあたり、地区内での交通安全に願いを込め、年間日数と同じ「高さ365㎝」の巨大門松を約2時間かけて完成させた。
使用した竹材は、同署警察官友の会会員の(株)佐々木竹材店から提供を受けた孟宗竹(もうそうちく)。「そぎ」と呼ばれる斜めの切り口、「節なし」というこだわりのある形とした。同店会長が祈願する「事故なし」の思いを踏まえたという。
完成した門松には、同会会員の登米町森林組合が提供した焼印で「交通安全・飲酒運転根絶」の文字が入れられた桐製の「木札」を設置。来署者に自由に持ち帰ってもらうことで、広く安全運転の促進を図った。