兵庫県警で特殊詐欺総合対策会議開く

兵庫県警は、村井紀之本部長や関係部長、本部関係所属長、県内全署長が出席し「特殊詐欺総合対策会議」を開催した。特殊詐欺対策を指揮する幹部が、詐欺に関する情勢や課題、方針などの認識の共有を図り、真に効果のある対策を推進することがねらい。

村井本部長は「過去最多の勢いで特殊詐欺被害が発生している現状にあり、対策上の課題や方針等を共有し、さらに実効ある対策を講じてもらいたい」と訓示した。

前日には、県知事を本部長、県警本部長と副知事を副本部長とする「兵庫県特殊詐欺集中対策本部」が設置され、斎藤元彦知事が「特殊詐欺は決して許されない犯罪である。今後1年を特殊詐欺対策の『集中取組期間』に定め、県警と連携を密にして、オール兵庫で異次元の取組みを行っていく」とあいさつした。