京都府城陽署のイベントでボクシング世界王者の寺地拳四朗さんが防犯を呼び掛け
全国地域安全運動期間中の10月18日、京都府城陽署はプロボクサーの寺地拳四朗さんを一日警察署長に委嘱し(写真)、アル・プラザ城陽で「城陽安全安心まちづくり大会」を開催した。
警察の制服をまとい、肩には一日警察署長のたすき。2本のチャンピオンベルトとともに、試合と同じ「愛をとりもどせ!!」の曲で入場した寺地さんは、加島清弘署長、奥田敏晴市長と防犯トークを行い、管内で多発する特殊詐欺や自転車盗などの被害防止を呼び掛けた。
寺地さんも電車内で痴漢に遭った経験があるといい、「恐怖で声が出なかった」と振り返った。集まった来店客に「あれからいろいろ考えたが、心構えをシミュレーションしたり、助けを求められるアプリをダウンロードしておいたりすることが大事」と防犯意識を高めるよう訴えた。