石川県能美署で詐欺被害防止通話録音警告機の愛称「そっしー」を決定
特殊詐欺被害防止のために、石川県能美署や管内自治体が貸し出している通話録音警告機の愛称が決定した。能美市立浜小学校の吉本茜梨さんが考案した「そっしー」。機器の貸出事業をさらに普及させようと、同署と能美防犯協会が高齢者の孫世代に当たる管内小学校の4年生児童(全11校)から募集し、全513件の中から選ばれた。
「詐欺防止への思いが、分かりやすく表現されている」ことが高く評価された。他の入選作10点の児童とともに、同署で賞状を受け取った吉本さんは(写真)、「10点以上の応募作を考えた。お年寄りの人たちが覚えやすく、詐欺を阻止できるような名前にした」と感想を述べた。
愛称を明記したポスターとチラシも作り、公共施設などに掲示する予定。同署では「『そっしー』の活用を呼び掛けて普及促進を図り、詐欺被害の『阻止』につなげる」としている。