岡山県警が高校生の防犯ボランティア活動の体験事業行う

若い世代の防犯ボランティア活動への参加促進につなげようと、岡山県警は夏休み期間中の高校生が防犯ボランティア活動を体験する事業を行った。

県内高校19校から生徒51人が参加し、県警本部で防犯ボランティアの現状や警察業務の説明を受けるとともに、通信指令室などの施設を見学。その後、商業施設で来店客に防犯チラシを配ったり（写真）、店内放送で防犯を呼び掛けたりした。また、青色防犯パトロール車に乗り込み、詐欺被害防止のマイク広報なども体験した。

参加した生徒は「犯罪情勢や特殊詐欺被害等を知ることができたので、自分の祖父母らに伝えて注意を促したい」と活動を振り返った。さらに「防犯ボランティア活動をして街を守りたい」と意気込む生徒も見られるなど、有意義な機会となった。