愛知県中署が管内高校で「闇バイト」による犯罪の実行犯を生まないための教室行う

愛知県中署は大学生ボランティアのユースサポーター10人と協力し、愛知産業大学工業高校で「闇バイト」と称される犯罪の実行犯を生まないための教室を行った。

2年生(約100人)が体育館での対面方式で、1年生と3年生(合計約700人)が各教室でのリモート形式で参加。前半は生活安全課員による講話、後半は各クラスに警察官やユースサポーターを配置してのグループワークの内容で進められた。

生活安全課員は講話で、SNSの危険性を伝えつつ「闇バイトは犯罪。1回でも加担してしまうと抜けられなくなり、最後は捨て駒として切り捨てられる」と強調。「絶対に闇バイトに加担しないように」と注意を促した。
少人数グループに分かれてのグループワークでは

  1. 闇バイトに応募する少年が抱えている事情
  2. 被害者の心情
  3. 犯罪に加担しないために「大切なこと」

の議題ごとに生徒が意見を出し合い、班の代表者が発表した。