警視庁が特殊詐欺被害防止の注意喚起電話を行う対策センターを公開

警視庁は、都内在住の高齢者を対象に特殊詐欺被害に関する注意喚起の架電を行う「特殊詐欺被害防止対策センター」を公開した。

特殊詐欺の手口全般について注意喚起する「通常架電」と、警察署からの要請に基づき犯行予兆電話(アポ電)入電地区に予兆電話と同じ手口に関する注意喚起を行う「緊急架電」の二つが主な業務。
同センターによる昨年の総架電数は約311万6000件で、1日平均は約1万2800件。犯行予兆電話入電を受けた注意喚起架電は約66万件(注意喚起率は21%)だった。昨年は262件が特殊詐欺の未然防止、うち24件が犯人の検挙につながるなど、高い効果を上げている。