広島県警で防犯ボランティア活動者対象の「広島県安全安心アカデミー」を開講
広島県警本部は防犯ボランティア活動者などに、県内の犯罪情勢や地域安全活動に関する専門的知識を提供し、地域における安全安心なまちづくりのリーダーを育成する「広島県安全安心アカデミー」を、県内2カ所で開講した。県が独自に取り組む「減らそう犯罪」広島県民総ぐるみ運動の一環。7月8日は広島市佐伯区、7月22日は東広島市の会場で(写真)、総勢55人が参加した。
本部減らそう犯罪情報官が特殊詐欺被害防止のため、最新の手口と被害防止方策などを説明。県内で特に熱心に防犯活動に取り組む防犯ボランティア活動者が講師を務め、行政等との連携を深める重要性を呼び掛けた。講演後には、参加者による小集団の意見交換会もあり、参加者からは「防犯ボランティアがこのまま減少すれば、現在活動する個人の負担が増大する」「自分たちの活動をもっと広く知ってもらうことが重要」などの活発な意見が出された。