愛知・岐阜の県境警察署で合同緊急配備訓練
愛知県足助署と設楽署、岐阜県恵那署は犯人が県を跨いで逃走することを想定した合同緊急配備訓練を行った。
3署のほか、愛知の警察航空隊と通信指令課、岐阜の通信指令課も参加。県警の枠を越えた本番さながらの指揮指令や無線交信、追跡、犯人検挙の内容で、迅速・的確な対応について確認した。
岐阜県内で暴力団が絡む特殊詐欺事件が発生し、犯人が愛知県方面に車両で逃走したと想定。両県の通信指令課から緊急配備が発令され、地上からはパトカーが、上空からは愛知県警ヘリ(あかつき)が検索に当たった。逃走車両が見つかると、ヘリテレ映像を活用し、迅速な情報共有により組織的な捕捉体制を確立。各署員が連携し、各種事故防止に配意して犯人を制圧検挙した(写真)。