埼玉県川越署が「母の日」にあわせ自転車盗・侵入盗防止の啓発イベント
「母の日」にあわせ、市民の防犯意識を高めようと、埼玉県川越署は川越市内にあるクレアパークで、自転車盗・侵入盗防止などの啓発イベントを開いた。警察学校に入校中の初任科生とも連携し、学生らの母親世代に向けて注意を呼び掛けた。
イベント内で行われた書道パフォーマンスでは、毛筆10段の秋元健太郎巡査が、ステージに広げられた巨大な紙に「愛錠」と力強く揮ごう。マイクを持って「自転車盗難被害の多くは無施錠です。大切な自転車には愛情を持って鍵を掛けてください」と訴え掛けた(写真)。警察官になる前はお笑い芸人だったという異色の経歴を持つ大谷真吾巡査が司会進行を務めたクイズ大会では、大谷巡査がものまねを披露すると来場者から笑いが起き、その流れで署員と大谷巡査が、侵入盗や特殊詐欺の被害に遭わないよう対策のポイントなどを解説した。
イベント後には啓発品の配布もあり、受け取った来場者は「自宅に自転車を駐輪するときも鍵を必ず掛けます」「あらためて家の防犯について見直してみます」と話していた。