三重県警で専門家招いたサイバー犯罪対策の講演会を開催
6月16~18日に「G7三重・伊勢志摩交通大臣会合」の開催を控え、三重県警本部サイバー犯罪対策課は県警サイバー犯罪対策アドバイザーを務めるトレンドマイクロ(株)・飯田朝洋氏による講演会を開催した。集合とリモートのハイブリッド形式で行われ、本部所属の職員約80人と本部分庁舎、警察署の幹部職員などが聴講した。
飯田氏はサイバー空間における脅威への対応策について語り、サイバー空間を取り巻く最新の脅威情勢や過去のG20サミット・五輪等でのサイバー攻撃事例などを紹介。攻撃者が狙うポイントや対応策について指摘した(写真)。
参加した幹部からは「基本的なセキュリティ対策を確実に行うことが重要だとあらためて感じた」「企業等は組織でセキュリティ対策を講じるが、攻撃者は弱い所を狙ってくる。個人向けの啓発も必要だと感じた」などの声が上がり、サイバー攻撃への危機意識が高まった。