岩手県警で交通機動隊員対象の自転車指導・取締り研修会
自転車用ヘルメットの着用努力義務化など、自転車交通を取り巻く環境が変わりつつあるなか、岩手県警は自転車の交通指導・取締りにあたる交通機動隊員28人を対象とした研修会を盛岡市の県営交通公園で開催した。
交通指導課の指導取締補佐と指導取締係長が講師となり、実習形式で指定場所一時不停止や信号無視の違反に対する取締要領について確認した(写真)。
実習前の講義は
- 自転車対策の必要性(自転車に対する交通指導取締りの意義、県内の自転車事故発生状況、県の自転車取締りの現状)
- 自転車の交通違反取締要領(具体的な交通の危険を生じさせた場合の取締り、捜査書類(交通切符、被疑者供述調書)作成要領及び身分確認時の留意点)
- 違反検挙に伴う今後の課題等(違反歴の情報集約、照会への対応、自転車運転者講習制度)
の内容で行われた。