岐阜県警が「自転車指導啓発重点地区・路線」を巻き看板で啓発
良好な自転車交通秩序を実現しようと、岐阜県警は「自転車指導啓発重点地区・路線」を整備し、それを通行者等が一目で分かるよう「巻き看板」を設置した。2月27日にあった街頭指導活動で、岐阜南署管内の西岐阜駅南信号交差点の信号柱3本に備え付けた(写真)。
4月1日の改正道路交通法の施行で、全自転車利用者に対する乗車用ヘルメット着用の努力義務が規定されるなど、自転車交通を取り巻く環境は大きく変容しつつある。
縦57cm×横20cmの巻き看板は、自転車利用者の目線に合う高さに設置。青と白を基調としたカラーや同重点地区・路線を表す文言を含め、ヘルメットを着用した自転車利用者のピクトグラムを取り入れるなど、視認性を意識したデザインになっている。今後は県内全域に広げる予定で、街路灯やNTT柱への設置に関する協議を推し進めていく。