北海道警が大規模災害訓練行う 陸自、海保等と連携
北海道警は10月11日、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に伴う大津波の発生を想定した「令和7年度北海道警察災害訓練」を苫小牧市とむかわ・厚真の2町で実施した。
陸上自衛隊、海上保安庁等の約130人が参加。陸・海・空が一体となった部隊輸送や救出救助の訓練を通して、大規模災害に対する初動対応能力の向上や関係機関との連携強化を図った。
苫小牧市では陸上自衛隊のヘリコプターによる部隊輸送を実施。消防本部から厚真町の訓練会場まで、機動隊員とバイクを空から迅速に輸送した(写真)。
また、海上保安庁の巡視艇「とまかぜ」に苫小牧西港から乗り込んだ県警の部隊は、むかわ町にある鵡川漁港の手前400mまで運ばれた後、ゴムボートを降ろして接岸。警察犬1頭とハンドラー2人が上陸し、同会場まで車両で移動した。

