沖縄県嘉手納署がバス2社とテロ対処訓練
沖縄県嘉手納署は中頭郡読谷村の読谷バスターミナルで9月3日、(株)琉球バス交通、沖縄バス(株)とのテロ対処訓練を実施した。
公共交通機関を狙ったテロ等の突発重大事案に対する関係機関の危機意識を高め、官民連携による対応を確認することが目的。約30人が参加した。
訓練は「走行中のバス車内で、刃物を把持して大声を上げる男を運転手が認め、SOS緊急発信ボタンを押下した」と想定。バス会社職員が110番通報を行い、車両の現在地や車内の様子などを知らせると、駆けつけた地域警察官が装備資機材を活用して、抵抗する被疑者を制圧・逮捕した(写真)。