警察官かたりの詐欺被害の抑止へ 鳥取県鳥取署が署員をモデルに啓発チラシ作る

警察官かたりの詐欺被害の抑止へ 鳥取県鳥取署が署員をモデルに啓発チラシ作る鳥取県鳥取署は警察官をかたる詐欺の被害に歯止めをかけようと、警察官が「ニセ警察官」に扮したオリジナルチラシを制作した(写真)。実際の警察官をモデルに起用することで広報にインパクトを持たせ、危険性を知ってもらうねらい。

偽物の警察官が「『+』(プラス)から始まる番号から着信がある」「LINEでやりとりするよう言われる」「ニセの警察手帳の画像を見せられる」「ニセの逮捕状の画像を見せられる」と同手口の四つの特徴を挙げ、「本物の警察官は絶対しません!」と訴える内容。警察手帳を見せたり、逮捕状を示したりといったポーズをとることで被害状況のイメージを喚起するとともに、赤・黄・黒などの警戒色を多用することで目を引くデザインに仕上げた。

同署では今後、ポスターを地域のイベントや学校等でも配布し、活用してもらうことで幅広い年代への注意喚起を図っていく予定だ。