鳥取県郡家署が「わんわんパトロール隊」と小学生の見守り活動
鳥取県郡家署は、管内の愛犬家で作る防犯ボランティア団体「わんわんパトロール隊」と協力し、八頭町立船岡小学校の集団下校にあわせた見守り活動を行った(写真)。署員3人と隊員7人が3ルートに分かれて参加。隊員は愛犬8頭を連れて児童の下校に付き添い、交流を通じて防犯意識の向上を図った。
同隊は八頭町と若桜町の愛犬家などで構成し、現在は14世帯、18頭が登録。毎日の散歩にあわせて隊員個々が、登下校時間帯の見守りや児童へのあいさつを行っている。
今回の活動は、同署が「地域の大人たちに守られている」という子供たちの安心感を醸成しようと、団体に呼びかけて実現した。参加した隊員の一人は、普段は個々で見守りを行っているといい、「隊員が集まって児童と一緒に下校することであらためてやりがいを感じた。今後もこうした取り組みを定期的に行いたい」と話していた。