技術情報の流出防止対策で 埼玉県警が新任警察官に訓練

技術情報の流出防止対策で 埼玉県警が新任警察官に訓練民間企業などに技術流出の手口や有効な流出防止対策を周知する「アウトリーチ活動」を適切に行うため、埼玉県警はこの春の異動で新所属に配置された警察官を対象にロールプレイング訓練を実施した。

巡回と県警WANシステムを活用したリモート方式(写真)で行われた。警察官が企業等を個別訪問し、先端技術を持つ企業の担当者に扮した本部外事課員と実際にやり取りする形式で、企業側からの質問にも対応するなど、現場に即した実践的な内容となった。

県警は「具体的な手口や事例を知ってもらうことが流出防止に有効」としている。