新潟県警が通信指令・無線通話技能競技会

新潟県警が通信指令・無線通話技能競技会地域警察官の現場報告や通信指令の技能向上を図ろうと、新潟県警本部通信指令課は5月21日、今年度の通信指令・無線通話技能競技会を県警察学校で開催した。

県内全29署による予選を勝ち抜いた6署が本戦に出場し、各署から地域警察官2人ずつ計12人が競技に臨んだ。競技は「社会に不満を持つ被疑者が複数人を車ではねた後に降車し、刃物で無差別に切りつけて逃走する」という、近年の治安上の脅威である「ローン・オフェンダー」を想定した内容で実施された。

参加した選手は、現場役の警察官が通報者からの事案受理と署指令室への無線報告を、署通信室役の警察官が本部通信指令室への報告・手配、緊急配備の要請などを、迅速かつ正確に行う技能を競った(写真)。