ハマグリ等密漁防止へ 九十九里浜で漁業組合等と合同パトロール

ハマグリ等密漁防止へ 九十九里浜で漁業組合等と合同パトロール観光客が増加する大型連休に合わせ、千葉県山武署と近隣2署(東金、茂原)は九十九里浜沿岸で5月3日、ハマグリ等の密漁を防止するため、漁業組合等の関係機関との合同パトロールを行った(写真)。約120人が参加した。

同所には漁業権が設定されており、本来、漁業権を持たない者が海洋資産を採ることはできない。それにもかかわらず、同組合が貝類資源の保護のために稚貝を撒いても潮干狩り等で採られてしまい、日常的なドローン等による見回り等で対策していても被害が後を絶たない状況だという。

参加者は車両や徒歩で海岸を巡回しながら、啓発チラシを観光客や釣り人らに手渡して注意を呼びかけ、採捕を行っていた場合は口頭注意を行った。