福岡県警が無差別殺傷事案に備え訓練 負傷者救護の事態対処医療も行う
全国で無差別殺傷事案が相次ぐなか、福岡県警は消防や自治体と連携し、負傷者救護のための事態対処医療を取り入れた「ファースト・レスポンス実戦訓練」を県内3カ所で3日間にわたり行った(写真)。この種事案が発生した場合に備え、殉職・受傷事故に配意した迅速な被疑者検挙、適切な救出救護活動の要領を確認した。
訓練は、現場に駆けつけた警察官が負傷したとの想定で、血のりや加工した刃物を用いて負傷状況をリアルに再現。警察官が被疑者の制圧に当たるとともに、自治体や消防の職員と負傷者救護、救急車への搬送を連携して行った。