警視庁三田署がタレントと詐欺被害撲滅を呼びかけ
警視庁三田署は4月25日、エイベックス・マネジメント・エージェンシー所属の大原優乃さん、ピコ太郎さん、錦笑亭満堂さんをゲストに迎え、特殊詐欺被害撲滅キャンペーンを開催した。三田防犯協会、三田地区ビル防犯協力会、三田交通安全協会等の約50人が参加。
4月24日現在、今年に入ってからの管内における特殊詐欺発生件数は同署が把握しただけで5件、「警察官をかたる詐欺」のアポ電は110件にのぼるという。
JR田町駅の東口コンコースでメインイベントのトークショーが行われ、3人は随所に笑いを織り交ぜながら詐欺の手口や被害防止ポイント等を紹介。特に被害が増えている「警察官をかたる詐欺」については、実在する警察署等の電話番号を偽装するなど手口も巧妙であることから「警察を名乗る電話には折り返すと伝え、相手の所属・名前・内線番号・担当部署などを聞いていったん電話を切り、自分で調べるなどして署の番号を確かめた上で連絡する」などの対応を促した。
キャンペーンの最後には、参加者全員で「特殊詐欺を撲滅するぞ!」「警察からの連絡は、警察に確認するぞ!」「交通ルールを守るぞ!」とのかけ声に合わせて拳を突き上げ(写真)、交通事故と特殊詐欺の被害防止を誓い合った。