林野火災の被災地を青パトが防犯パトロール 岩手県大船渡署で出動式

林野火災の被災地を青パトが防犯パトロール 岩手県大船渡署で出動式2月末の出火から鎮火までに40日を要し、山林火災として焼失面積が平成以降で国内最大規模となった岩手県大船渡市の林野火災。大船渡署は4月14日、青色回転灯等を装備した車両(青パト)が被災地域で行う防犯パトロールの出動式を開催した。

防犯協会のメンバーや署員約30人(市内の青パト15台)が参加。本来、青パトによる防犯パトロールは地域ごとに担当団体が決められているが、被災地域の団体による活動が難しいことから、特例で地区を越える活動を可能とした。荒木田聖署長から特例標章を受け取った防犯隊長が出動申告をした後、青パトと警察車両が合同でパトロールへと出発した(写真)。