闇バイトの違法性を喚起 愛知県中村署が通信制高校で防犯講話
若者がアルバイト感覚で「闇バイト」に手を出し、特殊詐欺や強盗などの事件を引き起こすことが社会問題となっていることから、愛知県中村署は管内の通信制高校で全校生徒を対象に、闇バイトへの加担防止や違法性を伝える講話を行った。
講話では、高校生が関わった実際の事例を紹介するとともに、犯罪実行者を募集する際にSNS上で頻繁に使われるキーワードなどをクイズ形式で説明。SNSに起因するトラブルやストーカー被害の事例にも触れ、インターネット上に軽はずみな気持ちで投稿しないよう注意を呼びかけた(写真)。
聴講した生徒は「知らないうちに闇バイトに参加していたらと思うと怖い」と話すなど、防犯意識を高めていた。