災害時の代替施設へ 青森県八戸署が商工会議所と協定
青森県八戸署は大規模災害で警察署庁舎が使用不能となった場合に備え、八戸商工会議所を代替施設として使用することを定めた協定を締結した(写真)。
同署はこれまでに、八戸市と市中心街の複合ビルを代替施設に使用する協定を結んでいたが、今後は、同会議所を災害対策指揮本部、複合ビルを捜索願受理などの各種窓口として運用する考えだ。同署は「効率的な業務運用が可能となり、市民の利便性向上にもつながる」と期待を寄せる。
同会議所は、同署から徒歩約10分の非浸水エリアに立地し、24時間体制で警備員が常駐。市庁や同署中央交番に隣接し、災害時の行政との情報共有といった面でも好条件が整っている。