パトランで地域の防犯意識高める 「かぎかけて」Tシャツで見せる広報も

パトランで地域の防犯意識高める 「かぎかけて」Tシャツで見せる広報も愛知県西尾署は2月27日、ランニングを通じた自主的なパトロールを続けている「パトラン西尾チーム」と合同で、令和6年度における最後の「パトラン」活動を実施した(写真)。今回は同署の署長や地域課長、生活安全課長、刑事課長、警備課長ら幹部が参加。また、定年退職を迎えることとなった署員に対して、同チームから感謝の花束が贈られた。

「パトラン」は防犯パトロールとランニングを組み合わせた言葉で、市内を走りながら防犯上の危険箇所の確認やごみ拾い活動等を行う。署員が市民と直にふれあいながら広報啓発を行うことで、地域全体の防犯意識の高揚にもつながっている。

西尾市内で自転車盗や住宅侵入盗の被害が多発していることから、参加する署員は「かぎかけて」などの啓発文が書かれたTシャツを着用。名鉄西尾駅の周辺を走りながら、帰宅途中の学生や通行人に対して自転車や自宅の鍵かけの徹底を促したところ、駅の利用者からは「自転車も家も必ず鍵をかけます」などの反響があった。