岩手県警高速隊が災害対応訓練 岩手山の噴火を想定
岩手県警高速道路交通警察隊は、県北西部にある岩手山(標高2,038m)が噴火して高速道路や関連施設に火山灰が降り積もった状況に備え、東北道上り線岩手山サービスエリア(SA)などで災害対応訓練を行った(写真)。
昨年10月2日に岩手山の噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられたことを受けて実施。同隊やNEXCO東日本、八幡平市などから約30人が参加した。
訓練は、東北管区警察局仙台管理室からの「岩手山噴火」を知らせる至急通話で開始。岩手山SAでは「降灰により車内に取り残された要救助者がいる」と想定し、パトカーによるマイク広報で「エンジンを切って車内に待機してください」と呼びかけた。