盗撮・痴漢「警戒中」 兵庫県警がJR三ノ宮駅のエスカレーターにポスター掲示

盗撮・痴漢「警戒中」 兵庫県警がJR三ノ宮駅のエスカレーターにポスターを掲示盗撮や痴漢の被害を防ごうと、兵庫県警は県内JR駅で最も利用者の多いJR三ノ宮駅の中央改札内上りエスカレーター4カ所の壁面に、「警戒中」「見ています」の文言と大きな目のイラストが描かれたB2判ポスター計16枚(各4枚)を掲示した。うち2カ所には、通常の鏡より広い範囲を映すことができる広角鏡(縦横24cm)も各1枚設置(写真)。犯行を企てる者に警告するとともに、利用者の警戒意識を高めるねらいだ。

生活安全企画課や生活安全特別捜査隊、鉄道警察隊、生田・葺合署とJR西日本が共同で実施。ポスターは、県内のイラストレーターで県警の防犯グッズのデザインも手がける田村秀和さんが「協力したい」とイラストを描いた。大きな目が特徴で、ポップなタッチと鮮やかな色使いが利用者の注目を集めている。

ポスターは2,000枚印刷し、県内各署などに配布。県警は「汎用性の高いデザインで、性犯罪以外にもさまざまな犯罪の被害防止活動に活用したい」としている。