タンクローリー2台に交通安全のラッピング 兵庫県加古川・高砂署が企業・高校と協力
兵庫県加古川署と高砂署は合同のラッピングローリー出発式をイオンタウン加古川駐車場で実施した。来場者数は約1,000人。
交通安全協会賛助会員で高砂署管内に本社を置く三晃商事(株)から「交通事故抑止に貢献したい」と申し出を受けたことがきっかけで、加古川署管内に事業所があるグループ会社の高砂通運(株)と協議を重ね、県立加古川西高校書道部と県立高砂南高校美術部にデザインとメッセージの制作を依頼。交通安全意識の高揚を呼びかけるラッピングが施されたタンクローリー2台が完成した(写真)。広島県から愛知県にわたり走行する。
加古川西高校書道部が手がけたラッピングは「他人事にしとんちゃう? 何故ルールがあるんか未然に防ぐために一回止まって考えてみい!!」と「事故防止」を訴えるメッセージを、毛筆体の文字で力強く表現。高砂南高校美術部は、黄色を基調に「犬のおまわりさん」のイラストをあしらい、「周り見てますか?」などと見る人に問いかけるデザインに仕上げた。