千葉県山武署が関係所属と水難救助訓練 人工波のプール施設で救助手順を確認
台風や線状降水帯による豪雨、河川の氾濫に備え、千葉県山武署は県内最大級のプール施設「蓮沼ウォーターガーデン(山武市)」で水難救助訓練を行った。
本部警備課や第三機動隊、東日本大震災の被災地を管轄する3署(旭・匝瑳・東金)、関係機関(自治体・消防)を含む約50人が、溺れている要救助者を適切にゴムボートに引き上げる手順を確認した(写真)。
ゴムボート5艘を使用し、各艘に4~5人を配置。同施設では人工的に波を作ることができ、参加者は波の「ない状態」と「ある状態」でそれぞれ操舵・救助活動に取り組み、水難救助に潜む危険性、活動の難しさを体感した。