警視庁が特殊詐欺対策官民会議開く
警視庁は東京・千代田区の「ホテルグランドアーク半蔵門」で、第20回特殊詐欺対策官民会議を開いた。森元良幸副総監をはじめとした同庁幹部や、民間の122団体の関係者ら約160人が参加した。
会議では、森元副総監が冒頭あいさつで「特殊詐欺被害防止対策」「犯人検挙のための情報提供」の2点について触れたうえ、「卑劣な特殊詐欺被害を根絶するには、官と民が双方の強みを生かして連携していくことが必要不可欠。本日、ご参加の皆様方のさらなるご支援とご協力をお願いしたい」などと述べた(写真)。
このほか、民間団体を代表して(一社)全国銀行協会・中里和義コンプライアンス部長があいさつ。同庁の岩田利幸特殊詐欺対策官による特殊詐欺の被害状況の説明に続き、(株)ジェイコム東京と東京都生活文化スポーツ局都民安全推進部が、それぞれの特殊詐欺対策の取組状況について発表した。