災害発生時の集落の孤立化防止へ 京都府木津署が防災関係機関と協議
大規模災害で幹線道路が不通となり、集落が孤立する事態に備え、京都府木津署は、「相楽東部地域における孤立化問題に関する意見交換会」を開催した(写真)。
署員と府(広域振興局、土木、保健所)、相楽東部地域(笠置町、和束町、南山城村)、相楽中部消防の防災担当者約20人が参加。複数のルートや迂回路の確認、実地調査を行うなどの意見をまとめ、孤立化の解消に向け意思統一を図った。
協議では、被災情報の情報共有の方法、通信手段の確保などの内容も話し合われた。今後の迂回路等の実地調査では、道幅や距離、土砂崩れ等の危険性などの把握に努めるという。