岐阜県高山署が地域の安全願い特大紙絵馬飾る

岐阜県高山署は山桜神社馬頭絵馬保存会から地域の安全を願う特大の紙絵馬の寄贈を受け(写真)、署庁舎玄関に飾っている。

毎年恒例の取組みで、今年で17回目。縦100cm×横110cmの紙絵馬には、墨で「地域安全」と大きく揮ごうされ、馬の絵を囲むように「交通安全」「疫病退散」といった御朱印が押されている。

紙絵馬は、建物の内側に向かって馬が駆け込むように飾ると、福を呼び込むとされる縁起物で、山桜神社で開かれる「馬頭絵馬市」は夏の風物詩だ。同保存会の松野裕会長から「市民が安心して暮らせるように願いを込めた」と手渡され、板谷和宏署長は「町の方々の期待に応えられるよう精いっぱい取り組んでいきたい」と意気込んでいた。