埼玉県警で交通捜査従事者対象の「交通事故記録装置(EDR)講習」

埼玉県警はトヨタ自動車(株)から講師を招き、交通捜査従事者が対象の「交通事故記録装置(EDR)講習」を実施した。受講者は、本部と24署の交通捜査従事者のほか、科学捜査研究所やさいたま地方検察庁の職員を含む39人。

高齢者のアクセル、ブレーキの踏み間違いなどによる重大事故が多発している昨今、記録データに基づく客観的証拠、中でもEDR解析が事故の真相を明らかにするために担う役割は極めて大きい。そこで、県警ではEDRや故障診断ツール(GTS+)を使用した適正な捜査を推進しており、今回の講習もその一環。

内容はGTS+による記録内容の解説、判明した車速ブレーキ操作などの交通捜査への活用方法等で、各講習では受講者から多くの質疑がなされた。