静岡県磐田署で女子サッカー選手と自転車ヘルメット着用・詐欺被害防止の広報活動

静岡県磐田署は磐田市消防本部と連携し、初の合同広報イベントを商業施設「ららぽーと磐田」で開催した。

イベントでは、磐田市を拠点に活動する女子サッカーなでしこリーグ1部・静岡SSUボニータの中川瑚々選手に一日警察署長を、安間帆乃香選手に一日消防長を委嘱。2人は県警マスコット「エスピーくん」等と施設内を歩きながら、自転車運転時のヘルメット着用、SNS型投資詐欺の被害防止等を来館者に呼びかけた(写真)。また、「安全安心クイズ大会」にも参加し、特殊詐欺被害や救急車の一日平均出動件数等の出題を通して、観客に防犯や適正な通報について広報した。

この日は県警音楽隊と消防団ラッパ隊による合同演奏会もあったほか、屋外駐車場で高性能救助車やはしご車の、屋内で新型パトカーや白バイ、赤バイの展示もあり、約600人が来場。市民からは「パトカー展示は迫力があってびっくりした」「警察官に守られていると心強く感じた」「自転車に乗る時は必ずヘルメットを被るよう子供にも声かけします」などの感想が聞かれた。