岐阜県飛騨署で女将のイラスト入り仕出し弁当が好評

岐阜県飛騨署の管内で行われた安全運転管理者講習会に、地元の仕出し料理店「藤堂」の女将の藤堂鈴子さん(77)が交通安全の願いを込めて作ったお弁当が届けられた(写真)。

藤堂さんは昨年、地元の高齢者交通安全大学校で交通安全を学んだことがきっかけで、より交通安全に関心を持つようになった。何か自分でできる交通安全活動はないかと考え、顔彩で絵を描く趣味を生かし、家業の仕出し弁当の包み紙に、交通安全の思いを乗せてイラストを描くことを思いついたという。そこで同署では、管内の児童や学生、高齢者からの交通安全標語を募集。藤堂さんのイラストに合わせたメッセージを添えることとした。

この日の講習会には、11種類の作品で包んだ86個のお弁当が届けられ、受け取った人は顔をほころばせながら、交通安全に思いを巡らせていた。