福岡県城南署が城南区のニセ電話詐欺等被害防止の緊急対策会議開く
福岡県城南署は「城南区ニセ電話詐欺等被害防止緊急対策会議」を開催した(写真)。城南区役所、城南区内の自治協議会、金融機関、コンビニエンスストア等の関係機関・団体約250人が参加した。
同署管内でニセ電話詐欺やSNS型投資詐欺の被害が後を絶たず、認知件数・被害額ともに前年同期比で大幅に上回っている厳しい状態が続いている。
席上、山邊晶貴署長は、さらなる被害防止活動に関する協力依頼を行うとともに、ニセ電話詐欺の被害者に声かけをして被害を阻止したコンビニ店員5人に対する感謝状の贈呈式を実施した。また、本部生活安全総務課の幹部がニセ電話詐欺等の発生の現状等についての講義を、犯罪心理などが専門の大上渉福岡大学教授が「特殊詐欺の被害者心理と防止策」と題した講演を行った。