埼玉県草加署で模型部高校生による事故パターン再現ジオラマがお披露目
埼玉県草加署は埼玉県立三郷工業技術高等学校模型部に対する感謝状贈呈式を行った。同署が制作を依頼していた交通安全ジオラマの完成を受けたもので、交通事故が発生しやすい8パターンの状況を再現した模型がお目見えした(写真)。
制作期間は3カ月。発泡スチロールやコルクボード、プラモデル等を使って道路や建物や自動車等を再現し、平面の資料では分かりづらい危険性を立体的に表現した。危険が迫る状況を外部から俯瞰して眺められるようにすることで、ドライバーだけでなく、自転車や徒歩で移動する人への注意喚起にもなるという。
贈呈式には、同部の浅古瑠輝部長と宇佐見一暁副部長が出席。浅古部長は「ジオラマを見て、こういう危険が潜んでいるんだということを知って、自覚しながらハンドルを握って欲しいです」と、ジオラマに込めた交通事故防止への思いを語った。